health

2018.9.22

脂質メディエーターって知ってますか

油と精油の使い方を広めるオイリスト地曳直子先生の「脂質栄養学入門」。
2回目の今日は、体内で作れない必須脂肪酸の摂取バランスについてです。
オイルを変えれば、カラダが変わる?!

by 浜出 理加

脂質メディエーターって知ってますか

【食べることは脂肪酸を取り入れること】

私たちは日々の食事から様々な脂質を摂っています。
植物油などの油脂類、肉や魚など食材中の脂質、加工品の調理油など、一見すると形状は異なりますが、どれも主成分は脂肪酸。
油を食べること=脂肪酸を取り入れることだといえます。

脂肪酸は体内に入ると、主に3つの働きをします。
1つめはエネルギー源。よく知られる働きですね。
2つめは細胞膜の原料となること。
膜は細胞を健全に保つために様々な機能を担っています。
そして3つめが脂質メデュィエーターの原料になること。

【オメガ3・6だけにある独自の働きに注目】

メディエーターを直訳すると「仲介者」。
脂質メディエーターとは生理機能を持つ脂質であり、簡単にいうと全身を調整する脂質のことです。
脂質メディエーターは全ての脂肪酸から作られるのではなく、原料となるのは必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6脂肪酸だけ。
オメガ3のEPAからは炎症抑制、オメガ6のアラキドン酸からは炎症促進のメディエーターがそれぞれ作られ、この相反する作用によって体を一定の状態に保っています。
そのため、このバランスが崩れると全身に様々な影響が出ます。
必須脂肪酸は体内で作られないので、健康を維持するためには食べるバランスを調えることがとても重要です。
地曳直子先生曰く、『ポイントは、オメガ3と6は、1:2~4の割合で摂るといいですね。』

【オイルを変えれば体がかわる】

最後に改めて、脂質の3大機能をおさらいしましょう。

①脂肪酸〔エネルギー源〕
タンパク質と糖質が1gあたり4kcalに対して、脂質は倍以上の9kcalの熱量を生む貴重なエネルギー源となります。

②リン脂質〔細胞膜成分〕
全身37兆個の細胞の膜はリン脂質が主成分です。
リン脂質がどんな脂肪酸で構成されるかで膜の機能が変わる重要なポイント。

③脂質メディエーター
細胞膜から切り離されたオメガ3、オメガ6の必須脂肪酸が脂質メディエーターとなり全身を調整しています。

あらためて、地曳直子先生がおっしゃられる『オイルを変えれば体が変わる』が理解できます。
偏った情報に流される、バランスを大事にオイルと付き合いたいですね。

関連記事

event・lesson

2018.6.16

今から間に合う!女性に嬉しい、無料オイルイベント!

日本全国梅雨入りとなり、気分もどんよりになりがち…。 そんな今だからこそ、体とお肌に関わるオイルについて学びませんか。 日本オイル美容協会が監修するO.I.L.FARMACY(オイルファーマシー)にて、なんと無料オイル講座が開催されます。 キーワードは、「女性ホルモン」「敏感肌」! 気になりますよね。

TOPへ